延嘉年銘金銅如来立像(読み)えんかねんめいこんどうにょらいりゅうぞう(その他表記)Yǒng-anyǒnmyǒng Kumdong-bul

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「延嘉年銘金銅如来立像」の意味・わかりやすい解説

延嘉年銘金銅如来立像
えんかねんめいこんどうにょらいりゅうぞう
Yǒng-anyǒnmyǒng Kumdong-bul

韓国,慶尚南道宣寧で,1963年7月に発見された金銅仏。全高 16cm。国宝,ソウルの韓国国立中央博物館蔵。出土地は半島南端であるが,光背裏面に「延嘉七年歳在己未高麗国楽良東寺…」の造像銘があり,安原王9 (539) 年に千仏信仰を背景として,高句麗の平壌で造られたものであろう。像は光背から台座まで一鋳製で,衣文の彫りが深く,衣端に張りのある北魏後半期の彫刻様式を踏襲しており,台座の細長い肉厚の蓮弁は高句麗の特色をよく表わしている。

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