山川 日本史小辞典 改訂新版 「廻廊」の解説 廻廊かいろう 回廊・歩廊とも。主要建物をとり囲んで構えた廊下。現存最古の法隆寺の廻廊は東西につけられ,東の廻廊は金堂を,西の廻廊は五重塔をとり囲む。外回りの柱間は戸口以外は連子(れんじ)窓,内側は開放とする。有形無形の外敵を防ぎ,信者の自由な礼拝を可能にする造り。 出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報 Sponserd by