弓張岳(読み)ゆみはりだけ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「弓張岳」の意味・わかりやすい解説

弓張岳
ゆみはりだけ

長崎県佐世保市(させぼし)の西部にある山。標高364メートル。第三紀層上に玄武岩を噴出している山で、その境界は標高300メートル付近。標高280メートルの集落弓有(ゆみあり)付近には湧水(ゆうすい)による溜池(ためいけ)があり、水田も開かれている。山頂部は緩傾斜をなし、展望台から眼下に佐世保市街地、佐世保港、さらに西方九十九(くじゅうく)島を望む景観絶佳。付近に弓張公園、ホテルがあり、西海国立公園(さいかいこくりつこうえん)に含まれる。

[石井泰義]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「弓張岳」の意味・わかりやすい解説

弓張岳
ゆみはりだけ

長崎県北部,佐世保市市街の西方,佐世保港の北側にある山。標高 364m。九十九島佐世保湾などを望む好展望台として知られる景勝地で,西海国立公園に属する。

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