引業(読み)インゴウ

デジタル大辞泉 「引業」の意味・読み・例文・類語

いん‐ごう〔‐ゴフ〕【引業】

仏語来世の生まれ合わせを決定する業。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「引業」の意味・読み・例文・類語

いん‐ごう‥ゴフ【引業】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。五趣天上人間畜生餓鬼地獄四生(卵生・胎生・湿生・化生)など、来世の生まれ合わせを決定する業。→満業
    1. [初出の実例]「梵天王となる事、有漏の引業の上に慈悲を加へて生ずべし」(出典:日蓮遺文‐開目抄(1272))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android