デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「弘円」の解説 弘円 こうえん 1442-? 室町-戦国時代の仏師。嘉吉(かきつ)2年生まれ。鎌倉を中心に活躍し,慶派の作風をつたえる。文明17年鎌倉長谷寺の十一面観音像の光背(こうはい)を修理。現存作品に永正(えいしょう)8年の東京天寧寺の釈迦如来(しゃかにょらい)像など。通称は下野法眼(しもつけほうげん)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例