弛廃(読み)シハイ

デジタル大辞泉 「弛廃」の意味・読み・例文・類語

し‐はい【×弛廃】

[名](スル)ゆるみすたれること。行われなくなること。
「己は縛せられても解き易い、脆弱なるなわに対する、戒心を―させた」〈鴎外青年

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精選版 日本国語大辞典 「弛廃」の意味・読み・例文・類語

し‐はい【弛廃】

  1. 〘 名詞 〙 ゆるみすたれること。行なわれなくなること。
    1. [初出の実例]「百度弛廃。上下隔絶」(出典:日本外史(1827)一)
    2. [その他の文献]〔晉書‐儒林伝〕

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普及版 字通 「弛廃」の読み・字形・画数・意味

【弛廃】しはい

ゆるみ廃する。〔晋書、儒林伝序〕闕里(けつり)(孔子)の典經を擯(しりぞ)け、正始(魏末、玄談)の餘論にひ、禮法を指して俗と爲し、縱(しようたん)を目して高と以(な)し、を弛廢し、名毀(たいき)せしむ。

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