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張照 ちょうしょうZhang Zhao; Chang Chao

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

張照
ちょうしょう
Zhang Zhao; Chang Chao

[生]康煕30(1691)
[没]乾隆10(1745)
中国,清代の政治家,書家。婁県 (江蘇) の人。字は得天。号は 涇南。諡は文敏。康煕 48 (1709) 年の進士。雍正の初めに侍講学士となり,聖諭広訓を広く学童にまで誦習させるよう皇帝に進言。雍正 11 (33) 年左都御史となり,次いで刑部尚書となった。ときに雲南,貴州方面での苗民の乱があり,同 13年に撫定苗疆大臣として貴州におもむいたが,結局不成功に終り,罪に落された。乾隆5 (40) 年に刑部侍郎となった。法に詳しく,また書にすぐれ,董其昌米 芾 (べいふつ) を学び,清初の帖学派の大宗と称される。著述に『天瓶斎書画題跋』がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ちょうしょう【張照 Zhāng Zhào】

1691‐1745
中国,清代前期の書家。字は得天,号は涇南,天瓶居士。江蘇省華亭の人。康熙48年(1709)の進士。官は内閣学士,刑部尚書にいたり,また《大清会典》の纂修に従事した。法律,書画,音楽の各方面に優れた才能を発揮したが,とりわけ書法において雍正・乾隆2帝の寵愛をうけ,当時流行の董其昌から顔真卿,米芾(べいふつ)を学んで渾厚な書風を展開した。清初の帖学(じようがく)の大家として重きをなす。《得天居士集》《天瓶斎書画題跋》などの著がある。

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