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弾力関税 だんりょくかんぜいelastic tariff

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

弾力関税
だんりょくかんぜい
elastic tariff

法律に定める条件のもとで,行政府が一定の範囲内で実行関税率を変更できる関税制度。特定の商品の輸入が急激にふえたときや,農産物などのように大幅な価格変動をきたしやすい国産品を輸入品から保護する必要があるときに,即効的な関税率の変更を包括的に行おうとするもの。アメリカ,イギリスなどで実施されている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

弾力関税
だんりょくかんぜい
elastic tariff

法律が定める一定の条件のもとで、政府が行政権限に基づいて関税率をある範囲内で上げたり下げたりすることのできる制度。これは輸入品の急激な変化に対し、関税の保護機能が即効的に作用することをねらって設けられるものである。わが国の例としては関税定率法第12条の規定がある。これは生活関連物資について、輸入価格が急激に騰貴した場合、商品および期間を指定して関税を軽減または免除することができる旨の規定で、国民生活の安定を図ることを目的とするものである。[秋山憲治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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