日本歴史地名大系 「当麻屯田兵村」の解説 当麻屯田兵村とうまとんでんへいそん 北海道:上川支庁当麻町当麻村当麻屯田兵村明治二六年(一八九三)五月、永山(ながやま)村字トウマに置かれた屯田兵村で、東西に分れていた。屯田歩兵第三大隊第五中隊(西当麻屯田兵村)・第六中隊(東当麻屯田兵村)の各二〇〇戸、合計四〇〇戸の屯田兵、その家族も含め二千一九三人が入地した。屯田兵四〇〇戸の出身地の内訳は徳島県五六戸・広島県五五戸・山口県五一戸・愛知県四九戸などであった(当麻町史)。屯田兵は小樽港に上陸後、貨車で空知太(そらちぶと)(現滝川市)の空知太駅逓所に入り、同地からは徒歩で音江法華(おとえほつけ)駅逓所(現深川市)、忠別太(ちゆうべつぶと)駅逓所(現旭川市)、永山屯田兵村を経て当地に入った。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by