彩錦(読み)さいきん

精選版 日本国語大辞典 「彩錦」の意味・読み・例文・類語

さい‐きん【彩錦】

〘名〙 錦(にしき)のいろどり。紅葉の美しいさまをいう。
虞美人草(1907)〈夏目漱石〉七「幾段の彩錦(サイキン)を捲(めく)り終れば無地の境をなす」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「彩錦」の解説

彩錦

金魚一種埼玉県坂戸市の養魚家、川原やどるが東錦(あずまにしき)と土佐錦魚(とさきん)の交配により作出。透明鱗でキャリコ柄。命名当初は「綾錦」と表記していたが、産地である埼玉県の愛称「彩の国」にちなみ、表記を変更した。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android