デジタル大辞泉
「影裏」の意味・読み・例文・類語
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えい‐り【影裏】
〘名〙
※寂室録(1367)聞
「鶴唳那曾堪
二比況
一、深花影裏弄
二幽簧
一」
② 心の内に映すこと。心の内に映ること。
※随感録(1905)〈
綱島梁川〉「自力信の煥発する所、
天地万物を吾が一心に統摂し、山河大地草木国土をば皆動き動きて休
(や)まざる一念影裏
(エイリ)の物と観ず」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
影裏(えいり)
沼田真佑の小説。東日本大震災後に行方不明になった釣り仲間の男を捜す「わたし」の彷徨を描く。2017年、第122回文学界新人賞を受賞した著者のデビュー作。同年、第157回芥川賞受賞。
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