彼岸花科(読み)ひがんばなか

大辞林 第三版の解説

ひがんばなか【彼岸花科】

単子葉植物の一科。主に熱帯・亜熱帯に分布し、75属約千種がある。多年草で多くは鱗茎りんけいがある。葉は根生し、線形。花被片は六個。果実は蒴果さくか、または液果。ヒガンバナ・アマリリス・スイセン・クンシランなど。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ひがんばな‐か ‥クヮ【彼岸花科】

〘名〙 単子葉植物の科名。約一一〇属二千余種があり、主に熱帯および亜熱帯に分布する。多肉植物または多年性で木質の茎を持つ。また、しばしば地中に鱗茎を持ち、春季または雨期のみ葉を出すものがある。花序は通常花茎に着き、仏炎苞に包まれ集散花序散形花序頭状花序、時に単生。花は両性、放射相称または左右相称。花被は六で花弁状。雄しべは六、時に退化雄しべとなる。子房下位または上位で三室、まれに一室。各室に多数の胚珠がある。果実は蒴果または液果無性生殖むかごによるのが普通。なお、この仲間はユリ科とは子房上位か下位かで大別されているが、いずれの科も異質な群を含むため、異質な群をそれぞれ独立の科として扱う場合がある。この仲間のヒガンバナキツネノカミソリスイセンなどが日本に自生する。外来の栽培種としてはアマリリスサフランモドキなどがある。すいせん科。

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