後乗(読み)こうじょう

精選版 日本国語大辞典 「後乗」の意味・読み・例文・類語

こう‐じょう【後乗】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 馬または車に乗って君主天子の後ろに続くこと。また、その車馬、あるいはその人。
    1. [初出の実例]「路過蓬門忝扣花駕、為後乗也」(出典明衡往来(11C中か)上本)
    2. [その他の文献]〔東方朔‐従公孫弘借車馬書〕
  3. 従者に貸与される牛車副車(そえぐるま)。〔二十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「後乗」の読み・字形・画数・意味

【後乗】こうじよう

従騎

字通「後」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android