後参(読み)ごさん

精選版 日本国語大辞典 「後参」の意味・読み・例文・類語

ご‐さん【後参】

〘名〙
教訓抄(1233)五「合肘舞也執後参(ゴサム)
舞楽での特種な曲の部分舞人がいったん舞い終って舞台から退場し、後参桴(ごさんばち)を採って舞う舞の部分をいう。
増鏡(1368‐76頃)八「春鶯囀(しゅんのうでん)古鳥蘇(ことりそ)ごさん輪台(りんだい)青海波(せいがいは)落蹲(らくそん)など」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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