精選版 日本国語大辞典「後天」の解説
こう‐てん【後天】
〘名〙 (「易経‐乾卦」の「先レ天而天弗レ違、後レ天而奉二天時一天且弗レ違」による。天におくれる意) 物事が生じてのち、人為的に加えられたこと。特に、人が生後に、社会の環境や経験、学習などによって身につけてゆくものをいう。⇔先天。
※集義和書(1676頃)一五「孟子先天の理によりていへり。後天よりいふ時は、君は上に位して威重あり、民は君にしたがふ者也」
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