後藤三右衛門(読み)ごとう さんえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「後藤三右衛門」の解説

後藤三右衛門(2代) ごとう-さんえもん

?-1845 江戸時代後期の御金改役(おかねあらためやく)。
初代養子となり,文化13年(1816)家督相続文政・天保(てんぽう)の改鋳幕府貢献,水野忠邦にとりたてられる。忠邦失脚後の弘化(こうか)2年10月,驕奢(きょうしゃ)などを理由に処刑され,三右衛門家は断絶した。信濃(しなの)(長野県)出身。本姓は林。名は奥輔,のち光亨(みつみち)。

後藤三右衛門(初代) ごとう-さんえもん

?-1814 江戸時代後期の御金改役(おかねあらためやく)。
初代後藤庄三郎の養子庄吉の子孫。銀座年寄をつとめる。不正を摘発され11代で断絶した庄三郎家のあとをつぎ,文化7年(1810)金座の統轄者となった。文化11年10月死去。名は孝之,のち方至。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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