得たり(読み)エタリ

デジタル大辞泉 「得たり」の意味・読み・例文・類語

え‐たり【得たり】

[連語]《動詞「う(得)」の連用形+完了の助動詞「たり」。感動詞的に用いる》事がうまく運んだときや、事をうまくしとげたときに発する語。しめた。うまくいった。
統一もなき無趣味三十一文字みそひともじとなし自ら―とする事初心の弊なり」〈子規・墨汁一滴〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「得たり」の意味・読み・例文・類語

え‐たり【得たり】

  1. 〘 感動詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 物事自分の思う通りにうまくいったと思われるときに発することば。しめた。
    1. [初出の実例]「すこし恐るる気色なれば、敵は得たりと、切ってかかれば」(出典:大観本謡曲・巴(室町末))
    2. 「渦丸〈略〉流るる鮮血(ちしほ)もろともに、一声叫びて倒るるを、朝稚(ともわか)得たりと刀をもて」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む