御仮屋跡(読み)うかいやあと

日本歴史地名大系 「御仮屋跡」の解説

御仮屋跡
うかいやあと

[現在地名]那覇市西二丁目

西にし村の南部に位置。薩摩鹿児島藩の在番奉行所(薩摩藩在番奉行所)のことで、西村とひがし村を南北に分ける親見世うえーみし馬場通の南側にあり、門前の通りを仮屋の前(カイヤヌメー)といった。日本監守館ともみえ(「球陽」尚泰王一四年条)。間切集成図に御仮屋とあり、慎思九の那覇綱引之図(沖縄文化の遺宝)に、桟敷を御仮屋の石垣に架けて綱引を見物する奉行役人らが描かれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む