デジタル大辞泉 「御心を」の意味・読み・例文・類語 みこころ‐を【▽御心を】 [枕]《「を」は間投助詞》み心が広い、長い、よいの意から、「広田」「長田」「吉野」などの地名にかかる。一説に、み心を寄す意からとも。「―吉野の国の」〈万・三六〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「御心を」の意味・読み・例文・類語 みこころ‐を【御心を】 枕 「み心を寄す」の意で、「寄し」と同音を含む地名「吉野」にかかる。一説に、「を」は感動の助詞で、「み心良し」の意で「良し」と同音の関係でかかる。[初出の実例]「山川の 清き河内と 御心乎(みこころヲ) 吉野の国の 花散らふ 秋津の野辺に」(出典:万葉集(8C後)一・三六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例