御池通一丁目
みいけどおりいつちようめ
[現在地名]西区北堀江一丁目
横堀吉野屋町の西にある。御池通は元禄一一年(一六九八)開かれた堀江新地の北部にあたる東西の町筋で、長堀川沿いの道の一つ南の道筋に沿い、もう一本南の道筋によって北堀江の町筋と接している。御池通の名称は同四丁目にある和光寺境内の阿弥陀池から付けられたもので、南北二本の道筋のうち北の通りを御池通、南の通りを御池通とよんで区別したとされるが(宝暦町鑑)、普通はともに「みいけどおり」とよんで京都の御池通と区別する。元禄一三年の三郷水帳寄帳では一―六丁目とも大坂三郷北組・南組の支配を受ける新地のうちで、当町は屋敷数一一・役数一九役で、うち年寄分一役が無役。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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