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御船千鶴子 みふね ちずこ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

御船千鶴子 みふね-ちずこ

1886-1911 明治時代の超能力者。
明治19年7月17日生まれ。15歳ごろから透視能力で評判になる。超心理学を研究していた東京帝大助教授福来(ふくらい)友吉に注目され,明治43年東京で数度の公開実験がおこなわれた。学者や新聞から疑問視され,明治44年1月19日自殺。26歳。熊本県出身。鶴城学館卒。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

御船千鶴子

没年:明治44.1.19(1911)
生年:明治19(1886)
明治時代の透視能力者。千里眼婦人として騒がれた。熊本県宇土郡生まれ。父は御船秀益。陸軍中尉と結婚したが,姑との折り合いが悪く1カ月後に離婚。義兄清原猛雄に精神修養を勧められ,深呼吸を続けて無我の境地に入る訓練を繰り返しているうちに透視能力に開眼。明治42(1909)年ごろから千里眼の噂が広まり,翌年京都帝大の今村新吉,東京帝大の福来友吉が熊本を訪れ,さまざまの実験を試みた。『東京日日新聞』などが大きく報道して評判を呼び,井上哲次郎らの立ち会いのもとに公開実験が東京で行われ,金属製の筒に収めた文字の透視に成功したが,44年1月18日重クロム酸カリを飲み,翌日死亡した。

(関井光男)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典内の御船千鶴子の言及

【福来友吉】より

…岐阜県高山市に生まれ,1899年東京帝国大学卒業後,同大学でW.ジェームズを中心に心理学を講ずる。催眠の研究を続けるが,1910年透視の存在を知り,御船(みふね)千鶴子(1886‐1911)を対象に透視の研究を開始。同年11月長尾郁子(1871‐1911)の透視能力を研究中,透視目標にした未現像の写真乾板にカブリが見られ,そのことから念写(心霊写真)の可能性を推定,翌12月長尾を対象に最初の念写実験を行い,センセーションをまきおこした。…

※「御船千鶴子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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