精選版 日本国語大辞典 「御頼む」の意味・読み・例文・類語 お‐たのむ【御頼・御憑】 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 ) 中世・近世、八朔(はっさく)の習礼をいう。「たのみ」は「田実」の意ともいい、初穂の収穫を祝う民間の習俗が、鎌倉時代より朝廷・幕府にとり入れられ、互いに贈答を行なったもの。たのむ。おたのみ。[初出の実例]「内裏・仙洞御憑如レ常以レ状進レ之」(出典:満済准后日記‐正長二年(1429)八月一日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例