徳命村(読み)とくめいむら

日本歴史地名大系 「徳命村」の解説

徳命村
とくめいむら

[現在地名]藍住町徳命

奥野おくの村の南東にあり、東は西貞方にしさだかた(現徳島市)、南は吉野川(別宮川)に臨む平坦の地。讃岐街道が南東から北西へ通る。正保国絵図に徳命村とみえ、高三五〇石余。寛文四年(一六六四)郷村高辻帳によればこの高はすべて畠方。天和二年(一六八二)の蔵入高村付帳では蔵入高一五六石余。文化一〇年(一八一三)の高都帳では高六九〇石余。「阿波志」によると土田は等中上、陸田一〇〇分の九八・水田一〇〇分の二、反別八二町余、高七三一石の半ばが采地となっていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android