心にもない(読み)こころにもない

精選版 日本国語大辞典「心にもない」の解説

こころ【心】 にも ない

① 身に覚えがない。思いもよらない。不本意だ。
世草子・西鶴織留(1694)三「万(よろづ)につけて口惜き事のみ、にもなき事にうたがはれぬ」
本心ではない。思ってもいない。
真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉七〇「心にもない世辞イいって汝(われ)がを可愛がるいしただ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「心にもない」の解説

こころにもな・い

本心ではない。不本意である。「―・いお世辞」「つい、―・く言い過ぎた」
身に覚えのない。思いもよらない。「―・いことで責められる」
「―・き事にうたがはれぬ」〈浮・織留・三〉
[類語]白白しい空空しいわざとらしい体良く受け流す取り繕う繕う猫をかぶる見せかけ表面的

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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