表面的(読み)ひょうめんてき

精選版 日本国語大辞典 「表面的」の意味・読み・例文・類語

ひょうめん‐てき ヘウメン‥【表面的】

〘形動〙 物事の見かけだけに関するさま。
断橋(1911)〈岩野泡鳴〉五「かの俗衆の所謂事業をその最も表面的、外形的な方面まで成功する見込みがないのだらうか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「表面的」の意味・読み・例文・類語

ひょうめん‐てき〔ヘウメン‐〕【表面的】

[形動]外部から見たようす。うわべだけのようす。外面的。「表面的には何の問題もない」
[類語]体良く空空しい白白しいわざとらしい心にもない受け流す取り繕う繕う猫をかぶる見せかけ薄っぺら浅薄あさはか名目的皮相上面上辺表面外面的平面的化けの皮外見がいけん外見そとみ外面がいめん外面そとづら表向き見掛け外観みてくれ見た目見栄えなりふり

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