心経会(読み)しんぎょうえ

世界大百科事典 第2版の解説

しんぎょうえ【心経会】

般若心経》を読誦する法会。日本では奈良時代以降,天災地異,飢饉疫疾がおきると,攘災招福のため《大般若経》《金剛般若経》などが宮中や諸大寺で読誦され,護国の法要として重視された。日本における般若経典受容の一形態を示すものであるが,《般若心経》もまた平安時代以降攘災招福のため読誦された。《般若心経》は小部な経典ではあるが効験は著しいと考えられ,とくに〈疾病之妙薬〉として,その写経読誦の功徳が期待された。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

しんぎょう‐え シンギャウヱ【心経会】

〘名〙 般若心経をよむ法会。
※吾妻鏡‐文治二年(1186)正月八日「営中有心経会、若宮別当法眼、并大法師源信、恵眼等参行」

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