志知村(読み)しちむら

日本歴史地名大系 「志知村」の解説

志知村
しちむら

[現在地名]桑名市志知

現桑名市の南西部にあり、島田しまだ村の西に位置する。北は員弁いなべ川に臨み、南は丘陵地。員弁川沿岸に集落があったが、度々の洪水により漸次南の丘陵地に移住した。「員弁雑志」には「当村往古ハ七ケ村ニ分レ志知七郷ト言リ、何レノ頃ヨリカ別郭ノ小字トナレリ志知村ト称ス、其七村ニ分レシ頃ノ志知本郷ハ平群神社ノ辺ナリトゾ」とある。中世志知城跡があり、隣接する朝明あさけ萱生かよう(現四日市市)の萱生城の出城であったといわれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む