応雲(読み)おううん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「応雲」の解説

応雲 おううん

1334-1402 南北朝-室町時代有職(ゆうそく)家。
建武(けんむ)元年生まれ。南朝方衰退を機に剃髪(ていはつ)して河内(かわち)(大阪府)若江隠遁(いんとん)し,のち京都嵯峨(さが)に閑居。故実礼法に精通し,花をいけるのを得意とした。応永9年11月死去。69歳。俗名は松根一郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android