念書(読み)ネンショ

デジタル大辞泉 「念書」の意味・読み・例文・類語

ねん‐しょ【念書】

後日証拠として、念のために作成して相手に渡しておく文書。「念書を取り交わす」
[類語]証書証明書証文一札

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「念書」の意味・読み・例文・類語

ねん‐しょ【念書】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 書物を読むこと。読書。また、勉強。〔程子遺書‐端伯伝師説〕
  3. 取引や契約上の副次的な事項に関して後日の証拠として、念のために作成しておく文書。
    1. [初出の実例]「右近殿・内膳殿より御念書有」(出典:梅津政景日記‐慶長一九年(1614)七月一四日)

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