デジタル大辞泉 「怡然」の意味・読み・例文・類語 い‐ぜん【×怡然】 [ト・タル][文][形動タリ]喜び、楽しむさま。「君は―として楽んで居る乎か」〈紅葉・金色夜叉〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「怡然」の意味・読み・例文・類語 い‐ぜん【怡然】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 楽しみ喜ぶさま。柔和な表情をするさま。[初出の実例]「慠然怡然。忘二吾生復将幾時一耳」(出典:本朝文粋(1060頃)九・藤亜相山庄尚歯会詩序〈菅原文時〉)「それとも、君は怡然(イゼン)として楽しんで居る乎(か)」(出典:金色夜叉(1897‐98)〈尾崎紅葉〉続)[その他の文献]〔列子‐黄帝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「怡然」の読み・字形・画数・意味 【怡然】いぜん 楽しむさま。晋・陶潜〔桃花源記〕男女の衣、悉(ことごと)く外人の如し。髮垂髫(老少)、竝びに怡然として自ら樂しむ。字通「怡」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報