性海(1)(読み)しょうかい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「性海(1)」の解説

性海(1) しょうかい

?-? 平安時代前期の僧。
天台宗延暦(えんりゃく)寺の円仁(えんにん)の弟子承和(じょうわ)13年(846)留学中の師あての文書黄金などをたずさえて唐(とう)(中国)にわたり,翌年円仁とともに帰国。貞観(じょうがん)-元慶(がんぎょう)年間に両部大法阿闍梨(あじゃり)位,両部大法灌頂(かんじょう)位,伝灯大法師位をさずけられた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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