共同通信ニュース用語解説 「性犯罪規定の見直し」の解説 性犯罪規定の見直し 2017年の刑法改正で強姦ごうかん罪の名称を強制性交罪に変更し、法定刑の下限が懲役3年から5年に引き上げられた。起訴に被害者の告訴が必要な「親告罪」の規定も撤廃された。19年に性犯罪の無罪判決が相次ぎ、被害者団体は、同意のない性行為を処罰すべきだと法改正を訴えた。17年改正法の付則に基づく法務省検討会では、同意の有無といった内心のみを要件にすると処罰範囲が明確でないとの意見もあり、処罰要件の結論はまとまらなかった。21年9月に法相が諮問し、法制審議会で議論が進められた。更新日:2023年7月13日 出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報 Sponserd by