デジタル大辞泉 「患難」の意味・読み・例文・類語 かん‐なん〔クワン‐〕【患難】 悩みや苦しみ。難儀。患苦。「甚しき―に逢いたれども」〈中村訳・西国立志編〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「患難」の意味・読み・例文・類語 かん‐なんクヮン‥【患難】 〘 名詞 〙 身に降りかかってくる災難や心配ごとなど。[初出の実例]「今は患難(クヮンナン)がないほどに正を本にしてまわるぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)一〇)「患難(クハンナン)の時にいたりて相救ふことなきをみれば」(出典:読本・唐錦(1780)一)[その他の文献]〔漢書‐錯伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「患難」の読み・字形・画数・意味 【患難】かん(くわん)なん 困難。くるしみ。〔史記、越王勾践世家〕越王、人と爲り長頸烏喙(うかい)、與(とも)に患を共にすべきも、與に樂しみを共にすべからず。字通「患」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報