悦峰道章(読み)えっぽう どうしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「悦峰道章」の解説

悦峰道章 えっぽう-どうしょう

1655-1734 明(みん)(中国)の僧。
永暦9年生まれ。黄檗(おうばく)宗。貞享(じょうきょう)3年来日。元禄(げんろく)7年独湛性瑩(どくたん-しょうけい)の法をつぐ。宝永4年悦山道宗の跡をついで山城(京都府)万福寺住持となる。柳沢吉保(よしやす)にまねかれ,甲斐(かい)(山梨県)永慶寺をひらいた。享保(きょうほう)19年5月9日死去。80歳。浙江省出身。語録に「悦峰禅師語録」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android