悦服(読み)エップク

デジタル大辞泉 「悦服」の意味・読み・例文・類語

えっ‐ぷく【悦服】

[名](スル)心から喜んで服従すること。
国民―せざる者無し」〈柳河春三編・万国新話〉

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精選版 日本国語大辞典 「悦服」の意味・読み・例文・類語

えっ‐ぷく【悦服】

  1. 〘 名詞 〙 心から喜んで従うこと。多く、人民朝廷政府などに服従する場合に用いられる。
    1. [初出の実例]「及其実、莫悦服、一両年間国中化之」(出典:続日本紀‐養老二年(718)四月乙亥)
    2. 「武王勝紂封比干墓天下悦服すなり」(出典:足利本論語抄(16C)微子第十八)
    3. [その他の文献]〔書経‐武成〕

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普及版 字通 「悦服」の読み・字形・画数・意味

【悦服】えつぷく

よろこんで従う。晋・孫楚〔石仲容の為に孫皓に与ふる書〕桴鼓(ふうこ)一たび震ひて、元凶折首し、~民庶し、殊俗は款附す。

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