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意志の自由 いしのじゆう

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

意志の自由
いしのじゆう

意志の自由についての考え方には、大きく分けて、決定論と自由論(非決定論)という二つの立場がある。前者は、遺伝環境をはじめとする外的要因による意志の決定を説き、後者は意志の自発性、自律性などを説く。問題の取扱いが、純理論的、科学的見地よりするものであるか、あるいは法的、道徳的、宗教的な人間の責任との関係の見地からするものであるかなどによって、多様な展開が生じてくる。[坂部 恵]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の意志の自由の言及

【自由意志】より

…一般に,外的な強制・支配・拘束を受けず,自発的に行為を選択することのできる意志のあり方をいい,〈意志の自由freedom of will〉ともいう。プラトンは《国家》第10巻の〈エルの神話〉のなかで,人間には死後の運命に対する選択の余地があり,その内容は道徳的行為によってきまると述べたが,他方人間は神の〈遊び道具〉であるともいっている。…

※「意志の自由」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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