ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「愛西市」の意味・わかりやすい解説 愛西〔市〕あいさい 愛知県西端,木曾川の下流域にある市。濃尾平野の西端に位置し,西で岐阜県,南西で三重県に接する。 2005年佐屋町,立田村,八開村,佐織町の4町村が合体して市制。佐屋は江戸時代,佐屋街道の宿場町として発展。佐織は江戸時代から織物が盛んで,佐織縞として知られた。立田と八開は木曾川と旧佐屋川 (現海部幹線水路) の間にあった立田輪中の中に位置し,石垣を築いて2階建てにした水屋が残るなど,水郷地帯独特の景観を見せている。市域は沖積地と干拓地からなり,米作のほかショウガやレンコンの栽培,イチゴ,トマトのハウス園芸が行なわれる。近年は名古屋市への通勤者が増え,都市化が進んでいる。名古屋鉄道尾西線,津島線,国道 155号線が通る。面積 66.68km2。人口 6万829(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「愛西市」の解説 愛西市あいさいし 2005年4月1日:海部郡佐屋町・立田村・八開村・佐織町が合併・市制施行⇒【佐屋町】愛知県:海部郡⇒【立田村】愛知県:海部郡⇒【八開村】愛知県:海部郡⇒【佐織町】愛知県:海部郡 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by