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感情哲学 かんじょうてつがく Gefühlsphilosophie

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

感情哲学
かんじょうてつがく
Gefühlsphilosophie

信仰哲学 Glaubensphilosophieともいう。ドイツの哲学者 F.ヤコービや J.ハーマンらによって唱道された哲学。 18世紀の合理主義に反対して,理性に対する感情の優位を主張し,理性が対象を分解して真の知識を与えないのに対して,直覚的知である感情や信仰こそが外界の実在を真に把握できるとした。

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世界大百科事典内の感情哲学の言及

【ヤコビ】より

…デュッセルドルフに生まれ,ジュネーブ大学に学び,のち商人,財務官の生活を送り,1804年にミュンヘン学士院長となる。ヤコビの哲学は,〈信仰哲学〉あるいは〈感情哲学〉として知られ,カントも含めた啓蒙的合理主義の理性による認識の間接性,抽象性を批判して,外界の認識においても,超感覚的,神的世界の認識においても,直接的な知としての感情あるいは信仰によるべきことを説く。ここには,人間の経験的認識の確実性の根拠を信念にまで還元するヒュームの影響がみとめられるとともに,感情を重視するルソーの影響がとりわけ強く,彼の文体にまで及んでいる。…

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