コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

慢性乳腺炎 まんせいにゅうせんえん Chronic Mastitis

1件 の用語解説(慢性乳腺炎の意味・用語解説を検索)

家庭医学館の解説

まんせいにゅうせんえん【慢性乳腺炎 Chronic Mastitis】

[どんな病気か]
 乳腺の慢性的な炎症で、授乳に関連しておこる慢性授乳性乳腺炎と、授乳に関係なくおこる慢性乳腺炎があります。
■慢性授乳性乳腺炎(まんせいじゅにゅうせいにゅうせんえん)
 授乳期急性化膿性乳腺炎(きゅうせいかのうせいにゅうせんえん)(「急性化膿性乳腺炎」)が、不適切な治療によって治りきらずに慢性化したものです。授乳後、長期にわたっておこることがあります。
 乳房が赤く腫(は)れて大きくなり、熱をもったり、しこりを触れることがありますが、急性化膿性乳腺炎よりも症状が軽いのがふつうです。
 治療としては、膿瘍(のうよう)があれば切開(せっかい)して排膿(はいのう)します。しこりがあれば摘出手術が必要です。
■授乳と関係ない慢性乳腺炎
 閉経前後にみられるもので、乳房全体や一部にしこりを触れますが、圧痛や発赤(ほっせき)などの炎症症状はありません。
 乳腺の炎症により乳房の皮膚にひきつれやへこみができたり、わきの下リンパ節が腫れることもあります。
 とくに治療を必要としませんが、乳がんとの鑑別がむずかしいことがあるので、一度は外科の乳腺専門の医師の診察を受ける必要があります。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

慢性乳腺炎の関連キーワード小児慢性特定疾患萎縮腎甲状腺炎乳腺乳腺症何心地乳腺外科乳腺嚢胞症慢性気管支炎飛節軟腫 (bog spavin)

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone