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慢性閉塞隅角緑内障、慢性開放隅角緑内障の治療 まんせいへいそくぐうかくりょくないしょうまんせいかいほうぐうかくりょくないしょうのちりょう

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家庭医学館の解説

まんせいへいそくぐうかくりょくないしょうまんせいかいほうぐうかくりょくないしょうのちりょう【慢性閉塞隅角緑内障、慢性開放隅角緑内障の治療】

●点眼薬
 眼圧を下げるために、まず眼圧下降剤の点眼が行なわれます。
 眼圧下降剤の点眼薬としては、最近は瞳孔(どうこう)の大きさが変わらないβ(ベータ)ブロッカーが第1に選択されます。この点眼薬は作用時間が長く、1日2回の点眼ですみますが、副作用があるため、心臓病やぜんそくの人には使用できません。
 プロスタグランジン誘導体の点眼が第2の選択ですが、ときに角膜上皮障害をひきおこします。
 また、ピロカルピンという点眼薬は慢性閉塞隅角緑内障には有効ですが、瞳孔を小さくする作用があり、暗黒感や視力低下がおこります。
 いずれの点眼薬も、医師の指示に従い、時間をきちんと決めて点眼することがたいせつです。
●内服剤
 点眼薬だけでは効果がみられないような場合は、炭酸脱水酵素阻害薬(たんさんだっすいこうそそがいやく)の内服剤が併用されます。
 この薬は房水(ぼうすい)の産生を抑え、眼圧を下降させますが、腎臓(じんぞう)や膀胱(ぼうこう)に結石(けっせき)ができやすくなるので、長期間使用することはできません。
●手術
 点眼、内服でも効果がない場合には、おもに濾過(ろか)手術が行なわれます。眼球に小さい孔(あな)をあけ、眼内の房水を眼外の結膜下(けつまくか)に導き、眼圧の調整をはかるもので、入院期間は2週間くらいです。
 また、レーザー光線で隅角の排出路を修復する治療法(レーザートラベクロプラスティー)は外来で受けられますが、閉塞隅角緑内障で行なうレーザー虹彩切開術(こうさいせっかいじゅつ)と比較して、あまり効果は期待できません。

出典|小学館
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