日本大百科全書(ニッポニカ) 「成ヶ島」の意味・わかりやすい解説 成ヶ島なるがしま 兵庫県淡路島南東部、洲本市(すもとし)由良(ゆら)港の前面にある島。由良港を取り囲むように砂州が南方へ細長く延び、かつては淡路島と陸続きであったが、18世紀末の掘削事業で島となった。由良港は、北部の新川口、南部の今川口によって紀淡海峡へ通じる。砂州は「淡路橋立(あわじのはしだて)」とよばれ、瀬戸内海国立公園の一部。島にはハマボウなどの珍しい植物がみられる。[吉田茂樹][参照項目] | 由良 成ヶ島 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例