デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「成宝」の解説 成宝 せいほう 1159-1228* 鎌倉時代の僧。平治(へいじ)元年生まれ。藤原惟方(これかた)の子。真言宗。勧修(かじゅう)寺の雅宝(がほう)に真言をまなび灌頂(かんじょう)をうけ,また顕慧(けんえ)に三論をまなぶ。治承(じしょう)3年三会(さんえ)の講師(こうじ)をつとめる。元興寺,法隆寺,東大寺,大安寺の別当などをへて,承久(じょうきゅう)3年東寺長者・法務となる。のち高野山に隠退。安貞元年12月17日死去。69歳。 成宝 じょうほう ⇒せいほう 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例