戯場(読み)ギジョウ

デジタル大辞泉 「戯場」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐じょう〔‐ヂヤウ〕【戯場】

芝居などを演じる場所舞台劇場
「詩歌管絃の―」〈田口日本開化小史

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「戯場」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐じょう ‥ヂャウ【戯場】

〘名〙 芝居などを上演する場所。劇場。
空華日用工夫略集‐永徳三年(1383)三月晦日「伯父大休寺殿不戯場、且以於政道也」
江戸繁昌記(1832‐36)初「猿若勘三郎、命を賜て、創て戯場を中橋街に開き」

け‐じょう ‥ヂャウ【戯場】

〘名〙 芝居小屋。また、芝居。舞台。ぎじょう。
※歌舞妓年代記(1811‐15)一「稚(いとけな)きよりして妓芸を好み、戯場(ケジャウ)に入て名を改、市川団十郎といふ」

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普及版 字通 「戯場」の読み・字形・画数・意味

【戯場】ぎじよう

劇場。

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