デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「戸川安論」の解説 戸川安論 とがわ-やすのぶ 1762-1821 江戸時代中期-後期の武士。宝暦12年生まれ。幕臣。享和2年蝦夷(えぞ)奉行(のち箱館(はこだて)奉行,松前奉行と改称)。同僚の羽太正養(はぶと-まさやす)とともに,蝦夷三官寺の建立,牧場の開設,箱館周辺の開墾など蝦夷地開発にあたった。文政4年3月23日死去。60歳。本姓は曲直瀬(まなせ)。通称は藤十郎。名は安倫とも。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例