戸賀湾(読み)トガワン

日本大百科全書(ニッポニカ) 「戸賀湾」の意味・わかりやすい解説

戸賀湾
とがわん

秋田県西部、男鹿半島(おがはんとう)西部にある湾入楕円(だえん)形の爆裂火口(マール)が海食で湾になったもので、湾口には宮島、根太(ねぶと)島などの島々があり、防波堤となっている。湾内は波静かで水泳、釣りに適し、アワビテリカサゴ)、スズキなどを漁獲する。また日本海岸での海女(あま)の北限でもある。湾岸には男鹿水族館、秋田大学の臨海実習所、ヨット艇庫などがある。

[宮崎禮次郎]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む