戻り梅雨(読み)モドリヅユ

デジタル大辞泉 「戻り梅雨」の意味・読み・例文・類語

もどり‐づゆ【戻り梅雨】

梅雨が明けたあとに、再び梅雨のような状態に戻ること。返り梅雨 夏》
[類語]梅雨梅雨ばいう五月雨空梅雨菜種梅雨走り梅雨返り梅雨

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百科事典マイペディア 「戻り梅雨」の意味・わかりやすい解説

戻り梅雨【もどりつゆ】

返り梅雨とも。一度梅雨(ばいう)が明けたようになって何日も暑い乾いた晴天が続いたあとに,再び天気がぐずついてしまうこと。

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世界大百科事典(旧版)内の戻り梅雨の言及

【日本列島】より

…年によって異なるが,7月末から8月上旬ごろ,小笠原高気圧の勢力が一時弱まったときに北方から寒冷前線が南下して,北日本を中心とした日本海側で大雨の降ることがある。このとき寒冷前線が強いと悪天の区域が関東以西にも広がり,戻り梅雨となることがよくある。8月半ばの旧盆のころになると,上空では早くも大陸の寒気が侵入して各地で雷雨が多発するようになる。…

【梅雨】より

…平均日でいって,那覇で6月22日,福岡で7月19日,東京で7月16日,仙台では7月25日である。 戻り梅雨いったん出梅した後,再び梅雨のようになること。 空梅雨年により梅雨前線が顕著に現れず,天気続きの梅雨に終わること。…

※「戻り梅雨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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