手探(読み)てさぐり

精選版 日本国語大辞典 「手探」の意味・読み・例文・類語

て‐さぐり【手探】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 手先の感じで物を探ること。
    1. [初出の実例]「てさぐりの、細く小さき程、髪のいと長からざりしけはひの、さま通ひたるも、思ひなしにやあはれなり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)空蝉)
    2. 「手探りで洋燈を点(とぼ)し」(出典浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一)
  3. ひそかに様子を探ること。また、確かな方法や周囲状況がわからないままに事をすすめること。
    1. [初出の実例]「立派な証拠を握ってはゐないんですから、まあ手探(テサグ)りながら無暗にあんなことを云って見たんで」(出典:半七捕物帳(1923)〈岡本綺堂勘平の死)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

地表近くで見られる蜃気楼(しんきろう)現象の一種。晩春から夏にかけて、よく晴れた日に熱せられた道路のアスファルト面を遠くから視線を低くして見ると、水たまりがあるように見えることがある。これは地面付近の...

逃げ水の用語解説を読む