手玉に取る(読み)テダマニトル

精選版 日本国語大辞典 「手玉に取る」の意味・読み・例文・類語

てだま【手玉】 に 取(と)

  1. 手玉のように投げ上げてもてあそぶ。転じて、思いどおりにあやつる。翻弄する。
    1. [初出の実例]「にっくきやつと、ぬき打に切かければ、つるきち、ひったくり、手だまにとる」(出典:咄本・鼠の笑(1780)鶴吉)
    2. 「此奴等をなげつけるのは孩児(がき)を手玉(テダマ)にとるやうなもんだが」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む