懐柔(読み)カイジュウ

精選版 日本国語大辞典 「懐柔」の意味・読み・例文・類語

かい‐じゅうクヮイジウ【懐柔】

  1. 〘 名詞 〙 うまく扱って、自分の思うとおりに従わせること。手なずけること。だきこむこと。
    1. [初出の実例]「以為君恩薄。而無懐柔之情」(出典本朝文粋(1060頃)二・封事三箇条〈菅原文時〉)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐僖公二四年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「懐柔」の読み・字形・画数・意味

【懐柔】かいじゆう(くわいじう)

安んじやわらげる。〔詩、周頌、時〕百を懷柔し 河と喬嶽とに

字通「懐」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む