手者(読み)テシャ

精選版 日本国語大辞典 「手者」の意味・読み・例文・類語

て‐しゃ【手者】

  1. 〘 名詞 〙
  2. その道に熟達した人。達人。〔易林本節用集(1597)〕
    1. [初出の実例]「御坊は中々手者(テシャ)と見えた」(出典:雲形本狂言・悪坊(室町末‐近世初))
  3. 文字を巧みに書く人。てかき。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android